■私たちの思い
「加曽利貝塚は縄文時代2000年もの間、ともに支えあって生きていた暮らしぶりがわかる貴重な遺跡。多くの人とその価値を共有し、この地に誇りを持ち、ともに生きる幸せを大切にしたい。」
「障害者福祉施設では、手づくりの美味しいお菓子を作っているので、もっと多くの人に食べて欲しい。同じ地域に生きる者同士、自然な関わりを生んでいきたい。」
この２つの思いが一緒になり、プロジェクトがスタートしました。加曽利貝塚のお土産品となる焼き菓子を作って販売しています。

■どんぐりを使ってお菓子を作ろう
そこで注目したのが「どんぐり」です。どんぐりは、今も昔も身近な存在です。縄文時代には主食であり、今でもどんぐり拾いは子ども達の楽しみ。どんぐりを使った焼き菓子づくりなら、多くの人が携わることができ、みんなに愛されるお土産品になると考えたのです。
どんぐりは、市内の指定の公園でみんなで集めています。毎年の「どんぐり拾い」のイベンにトはたくさんの市民が参加してくれています。

■多くの人の関わりの中でつくりあげる
集まったどんぐりは、洗い、天日に干し、殻を割り、粉にして、お菓子に焼き上げます。
千葉市内の11の障害者福祉施設と１幼稚園のみなさん、その他にも地域のたくさんの方たちのご協力やアドバイスをいただき、美味しいクッキーとボーロを作っています。

■私たちみんなのブランド
ブランド名は「BAKE　DONGURI」です。昨年10月１日から売り出しました。千葉市美術館や博物館、公園売店や街中のカフェなど、現在、市内３３カ所で販売中です。地域のイベントでも販売しています。
私たちのプロジェクトは、食べることもひとつの関わりと考えています。さあ、おいしい楽しさをご一緒に！