ちば夜間中学をつくる会

ちば夜間中学をつくる会
社会教育

義務教育を受けられなかった方、不登校中の方、形式卒業者、外国からきて日本語に不自由をしている方など、誰でもいつからでも学べる場です。毎週木曜日17:30~美浜区の高洲コニュニティーセンターで開校しています。

担当者名:竹内悦子
電話番号:090-1837-2385
FAX番号:043-271-0317
メールアドレス:e-take@mqb.biglobe.ne.jp
https://chiba-yachu.com/

■設立までの経緯
2015年、文部科学省は形式卒業者(中学校に行かなくても卒業証書を授与された方)が、夜間中学で学ぶことを認めました。千葉市の不登校生徒は小中合わせて1,000名を超えています。そういう方や、学校に通えなかった方、外国の方が学ぶ場としての夜間中学を千葉市にも設立してほしいとの思いで、勉強会や見学など続けてきました。千葉市教育委員会とも話し合いましたが、「ニーズは把握していない」とのことでした。それなら市民で学びの場をつくろうと、2018年5月31日に会を設立。4ヶ月の準備期間を経て2018年10月11日に第1回目の自主夜間中学を開きました。

■ちば自主夜間中学ってどんなところ?
開校日は当初、月2回(第2,4木曜日)、授業時間は17:30~20:15、場所は交通の便の良い美浜区の高洲コミュニティーセンターです。
1日目は誰か来てくれるかなーと不安な気持ちでしたが、事前に新聞に載った記事を切り抜いて来てくれた80歳代の方など数名の参加でした。スタッフは20名近かったでしょうか。私たちは学んでいる方を「学習者」と呼んでいます。学習者の一人ひとりに話を聞き、学びたいことを受け止めて、ボランティアのスタッフの中であいそうな方とマッチングをします。「カリキュラムは生徒の数だけ、だれでもいつからでも学べます」を実現しています。

■開校日を増やしたい!
時間の経過とともに参加者も増えて、多い時には学習者・スタッフ合わせて50名を超えるようになりました。その中で「もっと勉強したい」との声も出てきました。アンケートを行い2020年1月から毎週開催になりました(原則として第5週は休み)

■コロナを乗り越えて
千葉市でも2月ごろから新型コロナウィルス感染症が拡がり始めました。高齢の方が多いことも考えて3月~6月まで休校しました。その間のコミュニケーションをとるためニュースレターを発行しました。7月に再開して、現在は40名ぐらいの参加者で開いています。今後のことも考え、オンラインでの可能性など話しているところです。

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