【戦争体験談と紙芝居の出前講座】
千葉市空襲・東京空襲を体験された皆さんを中心に、各地での空襲、疎開生活、学校生活、戦地や国内で兵士として体験されたことなどを伺い、体験談を基にいっしょに紙芝居を作り、地域のイベントや集会で、また、小学校や高等学校などに伺って、体験談や紙芝居の上演をし、平和の大切さ・憲法の大切さを伝えてきました。
今年もコロナ禍で、予定していた子ども会や敬老会での紙芝居は中止になりましたが、子ども交流館のお話し会で、久々に紙芝居を上演させていただきました。幼い子どもたちもお母さん・お父さんと一緒に最後まで見てくれました。何かが伝わったかな？と思います。

【ピースフェア】
ホームページ上での開催となった2020年を除いて、2014年から2022年まで5月か6月に千葉市のきぼーるアトリウムで開催してきました。コロナ禍の下、今年も参加団体を絞って呼びかけましたが、30を超える団体の参加により、展示パネルでは、千葉市空襲・東京空襲・その他の体験談・写真・絵・紙芝居等戦争の実態を伝える展示、世界の戦争や憲法について共に考えるコーナー、子どもたちの作品、さまざまな国際NGOや国内の市民団体の活動紹介が並び、ステージでは、コロナ以前のようなにぎやかさはありませんが、千葉市空襲犠牲者の読み上げや詩の朗読、歌やバンド演奏・紙芝居上演など、改めて平和の大切さを実感しました。

今年は大学生など若者の参加によるトークセッションも開かれ、20代～90代と幅広い世代の対話が実現しました。
「ピースフェア2020・2021・2022」の展示内容は、ちば・戦争体験を伝える会のホームページに掲載してありますので、ぜひご覧ください。
戦争体験世代中心のイベントとしては限界に近づいています。ぜひ、皆さんも一緒に取り組んでください。