かそりかいづかともにいきるぷろじぇくと

加曽利貝塚ともに生きるプロジェクト 

保健・医療・福祉
まちづくり
文化・芸術・スポーツ
経済活動活性化
職業能力・雇用機会

代表者名

田嶋 夕紀(たじま ゆき)

加曽利貝塚ともに生きるプロジェクト 

保健・医療・福祉
まちづくり
文化・芸術・スポーツ
経済活動活性化
職業能力・雇用機会

代表者名

田嶋 夕紀(たじま ゆき)

連絡先

【連絡先メール】
ibokisagon7000@gmail.com

団体紹介

【設立年月日】
2019.06.04

【主な活動場所】
千葉市

【活動目的】
2千年もの間、厳しい自然にしなやかに適応し、文化を育み、命を尊ぶ共助社会であった縄文・加曾利貝塚の暮らし。その価値を共有し、千葉市民として地域に誇りを持ち、誰もがのびのびと暮らし、生きがいや働きがい、幸せを感じて生きられる地域づくりに取り組む。プロジェクトに参加する福祉事業所の収入向上を図る。

【具体的な活動内容】
●縄文時代の主要な食材“どんぐり”を使ったプロジェクト ・どんぐりを素材として、障害の有無にかかわらず様々な立場の人たちが関わり、自然に地域で交流を深められる仕組みを作る ・―千葉市内の公園で、市民がどんぐりを収集し、福祉事業所でどんぐり粉に加工する ・―福祉事業所が担当する各工程では、障害の程度に合わせて複数の事業所で役割を分担してもらい、それぞれの仕事に応じた収入を得られるようにする ・どんぐり粉を使った菓子などをブランディング、販路開拓、広報活動、イベント販売
●福祉事業所、加曽利貝塚博物館、ボランティア団体と連携して研修や体験活動を行う

【活動紹介】
■私たちの思い
「加曽利貝塚は縄文時代2000年もの間、ともに支えあって生きていた暮らしぶりがわかる貴重な遺跡。多くの人とその価値を共有し、この地に誇りを持ち、ともに生きる幸せを大切にしたい。」
「障害者の福祉事業所では、手づくりの美味しいお菓子を作っているので、もっと多くの人に食べて欲しい。同じ地域に生きる仲間同士、ともに関わり合いながら生きる喜び、働く喜びを感じられる地域づくりを進めたい。」
この2つの思いが一緒になり、千葉市のお土産品となる焼き菓子を作ることにしました。

■どんぐりを使ってお菓子を作ろう
そこで注目したのが「どんぐり」です。どんぐりは、今も昔も身近な存在です。縄文時代には主食であり、今でもどんぐり拾いは子ども達の楽しみ。どんぐりを使った焼き菓子づくりなら、多くの人が携わることができ、みんなに愛されるお土産品になると考えたのです。
どんぐりは、市内の指定の公園でみんなで集めます。昨年、加曽利貝塚などで行った「どんぐり拾い」のイベントには大人も子どももたくさん参加してくれました。福祉施設のみなさんは日々の活動の中でこつこつと集めてくれました。2021年に集まったどんぐりは250㎏。



■多くの人の関わりの中でつくりあげる
集まったどんぐりは、洗って、干して、ひとつひとつ殻を割り、中身を取り出して粉にして、お菓子に焼き上げます。手間のかかる長い工程の中で、比較的重い障害を持つ方も含めた、いろいろな立場の人が参加できるしくみをつくりました。
千葉市内の10か所の障害者福祉事業所と幼稚園、フリースクール、プレーパークがプロジェクトに参加しています。その他にもデザイナー、パティシエ、カメラマン、アーティストなど、地域で活躍する多くのみなさんにご協力をいただき、美味しいクッキーとボーロはできあがりました。





■私たちみんなのブランド
ブランド名は「BAKE DONGURI」です。市内のカフェや飲食店、千葉市美術館、科学館、千葉公園売店など現在市内30か所で販売しています。
私たちのプロジェクトは、食べることもひとつの関わりと考えています。さあ、おいしい楽しさをご一緒に!

© 千葉市民活動支援センター